校長挨拶

 沖縄工業高等専門学校は、全国51の国立高専の中で一番新しく、15年前に創設され、「人々に信頼され、開拓精神あふれる技術者の育成に、社会の発展に寄与する」を教育理念としており、中学卒業後の5年間にわたる一貫した技術者教育を行う国立高等教育機関です。

 本校は、5年間の本科として機械システム工学科、情報通信システム工学科、メディア情報工学科、生物資源工学科の本科4学科と、本科卒業等の後に更に高度な専門教育を行う2年制の専攻科(修了時に大学卒業と同等の学士取得可能)を置いております。また、沖縄県の「21世紀ビジョン」に基づく沖縄の発展計画に対応し、平成27年度より日本の複数の航空会社、重工業メーカーや大学等のご協力を頂き国立高専として初となる「航空技術者プログラム」や、高専独自のドローン(小型無人航空機)や水中ロボット開発プログラム、「情報セキュリテイ人材育成プログラム」、沖縄県産植物から機能性食品開発等を展開しております。

 

 本校では、本科1年生と2年生は、学生寮に優先的に入寮でき、クラスは入学学科に関係なく混合学級を取り入れています。3年生からはそれぞれ専門学科に分かれますが、混合学級や5年間の仲間と協働したPBL教育などにより、学生たちの学科を超えた絆は強く、卒業後もそのネットワークは続いています。

 

 学生は課外活動にも積極的に参加しており、平成20年の第21回全国高専ロボットコンテストで優勝や理系学生の科学論文コンテストにおける最優秀賞獲得等を果たし、全国高専プログラミングコンテストやパソコン甲子園でも優秀な成績を収めています。アジア等からの海外留学生との交流イベントや海外研修も積極的に実施されています。

 また、本校卒業後の就職のための講演会やセミナーなどを開催している他、インターンシップ(企業での研修)を必修科目として開設しています。卒業生は、機械・航空・電機・情報通信・食品・医薬品などの企業へほぼ100%近い就職率の実績を挙げています。また本校は、大学入試センター試験を受けなくても、本科卒業後国立大学等の3年次編入や、本校専攻科修了後に九州大学、琉球大学等の国公立大学の大学院への進学が出来る等の特徴を持っています。

 

 是非、我々と一緒に最先端の科学技術を学び、そして自分の好きな分野のプロを目指して沖縄から世界へチャレンジしませんか? 多くの皆さんと本校で会えることを期待しています。



                              平成30年4月

                              独立行政法人 国立高等専門学校機構
                              沖縄工業高等専門学校長 安藤 安則