機関別認証評価

機関別認証評価について

高等専門学校は教育研究等の総合的な状況について、政令で定める期間ごとに、文部科学大臣の認証を受けた者(認証評価機関)による評価(認証評価)を受けることが義務付けられています。
【学校教育法第109条第2項等】

本校は平成29年度に、独立行政法人大学改革支援・学位授与機構が実施する「高等専門学校機関別認証評価」を受審しました。その結果、平成30年3月22日付けで、「高等専門学校評価基準」においては「評価基準を満たしている」、「選択的評価基準」においては「目的の達成状況が良好である」と証されました。

自己評価書は、独立行政法人大学改革支援・学位授与機構のホームページ上で公表されています。

認証評価結果

沖縄工業高等専門学校は、高等専門学校設置基準をはじめ関係法令に適合し、大学評価・学位授与機構が定める高等専門学校評価基準を満たしている。主な優れた点として、次のことが挙げられる。

  • 教員組織の活動をより活発化するための措置を積極的に講じた結果として、専任教員における女性教員の割合及び企業経験者の割合が多くなっている。
  • 準学士課程1年次の「沖縄高専セミナー」では、総合的な学習経験を通して創造的思考力を身に付けることを目指しており、同2年次の「創造演習」では、学科ごとの特徴を取り入れた課題解決型の学習を通して創造性を育んでいる。その結果として、例えば、高校生「ものづくり・ことづくり」プランコンテスト2016 において学校賞を受賞するなどの成果を上げている。
  • 専攻科課程では、「創造システム工学実験」を開設しており、全コース混合で数チームを編成し、学生それぞれの技術や知識を融合させて実験の計画から実施までを行い、各チームによるコンペティションを実施している。このような教育方法の工夫の結果、学生が創造性を発揮するようになり、IEEEの優秀学生賞の受賞や学会でプレゼンテーション賞を受賞するという成果を上げている。
  • 就職については、準学士課程、専攻科課程ともに就職率(就職者数/就職希望者数)は極めて高く、就職先も製造業や情報通信業、運輸業、郵便業関連等の当校が育成する技術者像にふさわしいものとなっている。進学についても、準学士課程、専攻科課程ともに進学率(進学者数/進学希望者数)は極めて高く、進学先も学科・専攻の分野に関連した高等専門学校の専攻科や大学の工学系や農学系の学部や研究科となっている。
 

College of technology accredited march 2018

認定証