三つの方針

三つの方針

本科

アドミッションポリシー

本科のディプロマポリシーに基づき、次のような人材を求める。

  1. 理数系分野に興味があり、それらの科目に基礎学力を有している人
  2. 責任感や忍耐力があり、多くの人とコミュニケーション力を磨ける人
  3. 規則正しい生活と、自発的に勉強のできる人

本校の教育理念に基づき、教育目標に沿った人材を育成するため、以下の3つの方法で入学者選抜を行う。

推薦による選抜

本校への入学意思が固く、志望する学科に対する適性や興味・関心の強い志願者(志望動機が適切である志願者)に対し、門を開くために本選抜を実施する。そのため、調査書による評価と面接(アドミッションポリシーに従う質問)により選抜を行う。

学力検査による選抜

本校への関心のある志願者に対し、本選抜を実施し、調査書と学力検査により選抜を行う。

帰国生徒特別選抜

本校への関心があり、日本国以外での教育を受けた志願者に対し、本選抜を実施し、調査書、学力検査、小論文及び面接により選抜を行う。

編入学

本校の教育理念に基づき、教育目標に沿った人材を育成するため、以下の方法で入学者選抜を行う。

本校への関心があり、高等学校等を卒業後、技術者としての素養を身につけたいと強く希望する志願者に対し、本選抜を実施し、調査書、学力検査及び面接により選抜を行う。

カリキュラムポリシー

本科では、以下の科目を配置し、専門的基礎力、コミュニケーション力、倫理観、自己研鑽力を育成する。

  1. 各専門分野の基礎的な知識を学び、かつそれらを応用する科目:各学科専門科目、総合科学科科目
  2. 各専門科目の技術を修得する科目:専門学科実験実習科目、卒業研究
  3. 共同で問題解決にあたりコミュニケーション力を修得する科目:専門学科実験実習科目
  4. 継続的に学習していく能力を養う科目:卒業研究

ディプロマポリシー

本科では、以下のような能力を身に付け、所定の単位を修得した学生に対し卒業を認定する。

  1. 理工系の基礎的な学力をもとに、各専門分野の基礎的な知識と技術及びそれらを応用することができる。
  2. コミュニケーション力を身に付けており、他者と協調して課題解決に取り組むことができる。
  3. 技術者としての倫理観を持ち、専門知識を社会のために役立てることができる。
  4. 継続的に自己研鑽できる。

機械システム工学科

アドミッションポリシー

機械システム工学科では、次のような人材を求める。また、3年次編入学の場合にも以下に準じる。

  1. 機械に興味をもち、機械の動く仕組みや構造を理解したいと思う人
  2. 機械に関する専門知識と技術を習得し、モノづくりによる社会貢献を志している人
  3. 機械工学を学ぶ上で必要な数学、理科、英語などの基礎的な知識を有し、主体的な学修に意欲がある人

カリキュラムポリシー

ディプロマポリシーにて掲げた能力を育成するために、以下の科目群を基本科目として用意する。

  1. 自然・人文科学に関する一般科目群:国語、英語、社会科学、数学、自然科学、健康科学など。[本科教育目標:(1)][学科教育目標:1]
  2. 機械システムの知識を習得する科目:物理と数学を基礎としたいわゆる四力学(材料力学、流体力学、機械力学、熱力学)と、これらを基盤とした基礎専門科目、および制御工学に関連する基礎科目(電気電子工学、メカトロニクス工学、制御工学など)[本科教育目標:(1)、(3)][学科教育目標:1、3、4]
  3. 機械システムの技術を修得する科目:実践的な機械システム工学実験、材料加工システム(工作実習)、設計製図実習、プログラミング演習などの実技科目[本科教育目標:(1)、(3)][学科教育目標:2、3、4]
  4. 課題解決能力を育成する科目:課題の本質を理解し論理的に解決する能力を育成する卒業研究、クラスの他者と協働して課題を解決しようとする能力を育成する創造演習、正しい倫理観を養う技術者倫理など[本科教育目標:(2)、(4)][学科教育目標:1~4]

これらの科目群に係る単位修得の認定は主に定期試験により行うが、科目等によってはレポート等の評価結果により評価し、60点以上で単位を認定する。

ディプロマポリシー

機械システム工学科は、理工系の基礎学力を基礎とする機械工学の専門知識と広く人文社会系の素養を身につけ、創造性・探究心豊かな人材を育成する。本校に在籍し、以下の能力を身に付け、所定の単位を修得した学生に対して、卒業を認定する。

修得する能力

  1. 機械工学分野の知識と技術を活用し、課題解決に向けて行動できる[本科教育目標:(1)、(2)、(3)][学科教育目標:1~4]
  2. 課題の本質を理解し、論理的に思考できる[本科教育目標:(1)、(3)][学科教育目標:1、3]
  3. 他者と協働し、積極的に課題解決に向けて行動できる[本科教育目標:(1)、(3)][学科教育目標:1~4]
  4. 倫理観・責任感を持って課題に取り組むことのできる[本科教育目標:(1)、(4)][学科教育目標:1]
  5. 自身の成長のため、自己研鑽できる[本科教育目標:(3)、(4)][学科教育目標:1~4]

情報通信システム工学科

アドミッションポリシー

情報通信システム工学科では、次のような人材を求める。また、3年次編入学の場合にも以下に準じる。

  1. コンピュータ、インターネットなどに興味を持っている人
  2. 携帯端末などの新しい電子機器や電子工作に興味のある人
  3. 情報や通信の技術を身につけて、社会に貢献したい人

カリキュラムポリシー

ディプロマポリシーにて掲げた能力を育成するために、以下の科目群を基本科目として用意する。

  1. 自然・人文科学に関する一般科目群:国語、英語、社会科学、数学、自然科学、健康科学など。[本科教育目標:(1)][学科教育目標:1]
  2. 工学の基礎としての数学、物理学、電気・電子工学と情報通信工学の基礎知識を身につけ、それらを応用する科目を配置する。[本科教育目標:(1)、(3)][学科教育目標:1~4]
  3. 問題や課題に対して、個人またはグループで自主的、計画的に解決に導き、まとめる能力を身につけるため、実験、演習、実践的科目を体系的に配置する。[本科教育目標:(2)、(4)][学科教育目標:1]
  4. 論理的な思考力や記述力、発表と討議の能力と国際的コミュニケーション基礎能力を身につけるため、卒業研究、実験、演習、外国語の科目を配置する。[本科教育目標:(2)、(4)][学科教育目標:1]
  5. 技術者倫理に関する科目を配置し、グローバルな視点と様々な社会状況に応じた視点から物事を捉えられるよう配慮する。[本科教育目標:(4)][学科教育目標:1]
  6. 実践的・創造的技術者として自立する意識と職業選択を自主的に行える能力を育むよう配慮する。[本科教育目標:(1)~(4)][学科教育目標:1~4]
  7. これらの科目群に係る単位修得の認定は主に定期試験により行うが、科目等によってはレポート等の評価結果により評価し、60点以上で単位を認定する。

ディプロマポリシー

情報通信システム工学科は、理工系の基礎学力を基礎とする情報通信システム工学の専門知識と広く人文社会系の素養を身につけ、創造性・探究心豊かな人材を育成する。本校に在籍し、以下の能力を身に付け、所定の単位を修得した学生に対して、卒業を認定する。

修得する能力

  1. 工学の基礎知識を身につけ、それらを応用することができる。[本科教育目標:(1)、(3)][学科教育目標:1~4]
  2. 課題に対し、論理的な思考により、個人またはグループで自主的、計画的に物事を進めて解決を導くことができる。[本科教育目標:(2)、(4)][学科教育目標:1]
  3. 論理的な思考力や記述力、発表と討議の能力、コミュニケーションを図ることができる。[本科教育目標:(2)、(4)][学科教育目標:1]
  4. 技術者としての倫理観を体得し、グローバルな視点から多面的に物事を捉えることができる。[本科教育目標:(4)][学科教育目標:1]
  5. 実践的・創造的技術者として自立する意識、および職業選択を自主的に行える能力を身につけ、社会と産業の発展に果敢に取り組むことができる。[本科教育目標:(1)~(4)][学科教育目標:1~4]

メディア情報工学科

アドミッションポリシー

メディア情報工学科では、次のような人材を求める。また、3年次編入学の場合にも以下に準じる。

  1. コンピュータの新しい技術に興味を持っている人
  2. コンピュータを使って新しいものをつくり出す意欲のある人
  3. コンピュータを使った技術によって社会に貢献したい人

カリキュラムポリシー

ディプロマポリシーにて掲げた能力を育成するために、以下の科目群を用意している

  1. 自然・人文科学に関する一般科目群:国語、英語、社会科学、数学、自然科学、健康科学など。[本科教育目標:(1)][学科教育目標:1]
  2. コンピュータのソフトウェア、およびハードウェアの基礎技術に関する専門科目群:プログラミング、アルゴリズムとデータ構造、OSとコンパイラ、ディジタル回路、ディジタルシステム設計など。[本科教育目標:(1)、(3)][学科教育目標:2、3]
  3. ネットワーク、および情報セキュリティの基礎技術に関する専門科目群:通信工学、情報セキュリティ、コンピュータネットワークなど。[本科教育目標:(1)、(3)][学科教育目標:2,3]
  4. データや情報の加工・表現のための基礎技術に関する専門科目群:メディアコンテンツ基礎、コンピュータグラフィックスなど。[本科教育目標:(1)、(3)][学科教育目標:2、3、4]
  5. 課題解決、知識・理論・アルゴリズムの応用などの総合的能力を育成するための科目群:各種実験、卒業研究など。[本科教育目標:(2)、(4)][学科教育目標:1~4]

これらの科目群に係る単位修得の認定は主に定期試験により行うが、科目等によってはレポート等の評価結果によりで評価し、60点以上で単位を認定する。

ディプロマポリシー

メディア情報工学科では、数学や自然科学の基礎知識とメディア情報工学の専門的基礎知識をもとにして、産業界の発展に寄与し、社会に貢献できる実践的・創造的技術者を育成するため、本校に在籍し、以下のような能力を身に付け、所定の単位を修得した学生に対して、卒業を認定する。

修得する能力

  1. 自然・人文科学の基礎知識をもとに論理的な思考ができる。[本科教育目標:(1)][学科教育目標:1、4]
  2. コンピュータのソフトウェア、およびハードウェアの基礎技術を理解し、ネットワーク分野、コンテンツ分野に適用することができる。[本科教育目標:(1)、(3)][学科教育目標:2、3]
  3. モバイル通信、ネットワークとセキュリティの基礎技術を理解し、応用することができる。[本科教育目標:(1)、(3)][学科教育目標:2、3]
  4. 種々の情報を加工、表現する技術の基礎を理解し、表現できる。[本科教育目標:(1)、(3)][学科教育目標:1、4]
  5. 課題解決能力、知識・理論の応用力などの総合的能力を社会に役立てることができる。[本科教育目標:(1)、(2)、(3)][学科教育目標:1~4]

生物資源工学科

アドミッションポリシー

生物資源工学科では、次のような人材を求める。また、3年次編入学の場合にも以下に準じる。

  1. 生物化学、環境学、微生物学、食品化学に興味があり、探究心の強い人
  2. 自ら学ぶ意欲を持ち、何にでもチャレンジしようという意思のある人
  3. バイオテクノロジー関連の技術者や研究者として社会に貢献したい人

カリキュラムポリシー

ディプロマポリシーにて掲げた能力を育成するために、以下の科目群を基本科目として用意している。

  1. 自然・人文科学に関する一般科目群:国語、英語、社会科学、数学、自然科学、健康科学など。[本科教育目標:(1)][学科教育目標:1]
  2. 生物工学の基礎科目:情報技術の基礎、基礎科学、応用物理、応用数学、基礎プログラミング、情報技術の応用、有機化学・物理化学、生物分析化学、生物有機化学、生化学、遺伝子工学、生物工学、微生物学、発酵学、環境学、環境分析学、生物資源利用学I、生理学、食品プロセス工学、食品製造学、化学資格基礎、分子生物学、細胞工学、環境保全学、植物生理学、資源リサイクル学、生物資源利用学II、タンパク質工学、産業化学など[本科教育目標:(1)、(3)][学科教育目標:2~4]
  3. 技術習得に関する科目:実践的な生化学実験、遺伝子工学実験、生物工学実験、微生物学実験、環境学実験、生理学実験、化学および化学実験法など[本科教育目標:(1)、(3)][学科教育目標:2~4]
  4. 課題解決能力・コミュニケーション力育成科目:沖縄高専セミナー、創造演習、インターンシップ、産業創造セミナー、バイオテクノロジー基礎実験、創造研究、卒業研究など[本科教育目標:(1)~(4)][学科教育目標:1~4]

これらの科目群に係る単位修得の認定は主に定期試験によるものとするが、科目によっては、レポート、発表、報告書等で評価し、60点以上で単位を認定する。

ディプロマポリシー

生物資源工学科では、生物資源工学科に所定の期間在学して、設定された単位を習得し、かつ以下の能力を身に付けた者に卒業を認定する。

修得する能力

  1. 亜熱帯域の生物資源に対する生物化学、食品化学、環境学および微生物学に関する基礎知識および専門知識を備え、生物資源を創造的で実践的な研究開発につなげることができる。[本科教育目標:(1)、(3)][学科教育目標:1~4]
  2. アジア圏における地理的条件を活かしてて国際交流をはかり、お互いの考えを理解し、共有するためのコミュニケーション力を備え、解決すべき課題にチームワークで取り組むことができる。[本科教育目標:(2)、(4)][学科教育目標:1]
  3. 習得した専門知識を活かして必要な情報を収集し、それらを組み合わせて考え、効率良く仕事を進めることができる。[本科教育目標:(2)、(4)][学科教育目標:3、4]
  4. 困難に遭遇した際に、現状の把握と解決するための問題は何か、またどのような助力が必要かを明確にして、論理的に説明することができる。[本科教育目標:(2)、(3)、(4)][学科教育目標:1]
  5. 技術力と国際性を備えた技術者として、バイオ、化学、環境、食品、化粧品および医療系産業分野の社会ニーズに応えることができる。[本科教育目標:(2)、(3)、(4)][学科教育目標:3、4]

専攻科

アドミッションポリシー

専攻科(創造システム工学専攻)では、ディプロマポリシーに基づき、次のような人材を求める。

  1. 技術者として地域社会、国際社会の発展に寄与したいと考えている人
  2. 専門分野に関連する基礎知識、基礎技術を身につけている人
  3. 基礎的な、コミュニケーション能力、倫理観を身につけている人
  4. 新技術、新産業の創出に高い意欲を持つ人
  5. 複合的視野をもち実践的応用能力を身につけることに意欲を持つ人

本校の教育理念に基づき、教育目標に沿った人材を育成するため、以下の3つの方法で入学者選抜を行う。

推薦による選抜

本校への入学意思が固く、志望するコースに対する適性や興味・関心の強い志願者(志望動機が適切である志願者)に対し、門を開くために本選抜を実施する。そのため、面接(アドミッションポリシーに従う質問)により選抜を行う。

学力検査による選抜

本校への関心のある志願者に対し、本選抜を実施し、学力検査により選抜を行う。

社会人特別選抜

本校で行われている研究・教育活動に興味がある志願者に対し、社会人の経験を活かし、専攻科での見聞を培うため、本選抜を実施する。そのため、面接(アドミッションポリシーに従う質問)及び専門分野における口頭試問により選抜を行う。

カリキュラムポリシー

専攻科(創造システム工学専攻)では、基本科目として以下に対応した科目を設ける。

  1. 専門科目の応用力を身につける。
  2. 知識を融合・複合する力を身につける。
  3. 他者と協働できるコミュニケーション力を身につける。
  4. グローバルな視点で物事を見る力を身につける。

ディプロマポリシー

専攻科(創造システム工学専攻)では、以下のような能力を身に付け、所定の単位を修得した学生に対し卒業を認定する。

修得する能力

  1. 深い専門知識と幅広い関連分野の知識を持ち、これらを活用することができる。
  2. 論理的に物事を考え、表現することができる。
  3. 倫理観を持ち、他者と協働することができる。
  4. グローバルな視点で、多面的に物事を捉えることができる。