校長挨拶

 

 沖縄工業高等専門学校は、平成16年(2004年)にもっとも新しい国立高専として、青き辺野古の海と雄大な太平洋を望む丘に設立されました。校章の由来も、「青き豊かな海」と「やんばるの深き緑」を表現しており、周囲を取り囲む円は「沖縄の青い空」を表しています。豊かな自然は、素晴らしい教育環境を育み、高等教育機関に相応しい、未来志向型の教育プログラムが整えられています。

 

 高専の魅力は、本科1年次から大学と同質の教育を受けることができること、一般教養から専門科目まで、そして実験・実習から先端研究までをバランス良く学習する機会に恵まれます。また本校では、航空技術者プログラムや情報セキュリティ人材育成プログラム、ドローンや水中ロボットの開発、沖縄県産材からの健康食品や医薬品への開発等、独自の取り組みを実施しています。本科5年間の学習で、社会が求める即戦力、すなわち、自ら考え、物事を他者と協働して生産・解決できる技術者に育ちます。

 

 高専のもう一つの魅力は、多彩なキャリアパスを提供できることでしょう。本科卒業後の専攻科に進学することによって、より高い専門技術教育を受けることができ、修了後は大学の学士(工学)の学位を取得することができます。また本科卒業と同時に、大学3年次への編入学への道も大きく開かれています。編入学は、自身の可能性をさらに拡げる機会となり、多くの学生が大学院に進学しています。そして今、高専は「KOSEN」ブランドとして世界に進出しています。高専(KOSEN)は日本が誇る独自の次世代人材教育システムであり、昨年5月には、タイ国に5年一貫教育のKOSEN-KMITLを開校しました。本校は、KOSENのグローバルネットワークを活用して皆さんの国際力強化を支援します。

 

 皆さん、沖縄の地で最先端の科学技術を基礎から学び、地域や日本の将来、さらには国際的に活躍できるプロフェッショナルを目指しませんか。本校は皆さんの夢を叶えるお手伝いをします。 

                     沖縄工業高等専門学校長 伊原 博隆