パリカメノコキクメイシに2種含まれていることを発見:沖縄にはどちらも生息

 本校、生物資源工学科の磯村尚子准教授、宮崎大学、千葉県立中央博物館分館海の博物館の研究グループが共同で取り組んでいるサンゴ調査研究において、パリカメノコキクメイシに2種含まれていることを発見しました。この結果はInvertebrate Systematics(国際学術雑誌) オンライン版に掲載されました。

 

論文タイトル

 Distinct species hidden in the widely distributed coral Coelastrea aspera (Cnidaria, Anthozoa, Scleractinia)

(広域に分布するイシサンゴ「パリカメノコキクメイシ」に隠されていた別種のサンゴ)

 

 

 磯村准教授は、今回の研究の中で、研究対象となった2種における生殖様式の確認および交配実験による生殖隔離の検討などを行っています。論文執筆に当たっては、生殖様式に関する箇所の記述および図表作成を行うとともに、論文全体の監修をご担当されています。

 

 磯村尚子先生から高専生・中学生・小学生の皆さんへのメッセージ:

皆さんは、サンゴの種類をどれくらい知っていますか?今回、我々の研究チームは、「パリカメノコキクメイシに2種含まれている」ことを発見しました。動物でも植物でも、どれくらいの種がいるのかを正しく把握することは、種多様性や地域特異性を考える上で基盤となります。沖縄では、今回明らかになった「パリカメノコキクメイシ」と「ヒュウガパリカメノコキクメイシ」の両方をみることができます。2種同時にみられるのは沖縄の特権です!どちらも比較的浅い場所に生息しているので、今度海に行ったときに見つけてくださいね。

地球の宝であるサンゴ・さんご礁をこれからも研究し、守っていく取り組みを沖縄高専の学生達と進めていきます。

 

プレスリリース

宮崎大学

千葉県立中央博物館分館海の博物館

 

 磯村准教授は、これらのご研究の他にも、今後公開予定のサンゴ礁の保護のための自然ドキュメンタリーにもご出演されています。

『SAVE the Reef - ACT NOW -自然ドキュメンタリー「セーブ・ザ・リーフ」』