令和4年4月4日(月)、本校において、令和3年度オグレスビー氏産業開発基金奨学金授与式が執り行われました。
同奨学金は、沖縄県工業連合会が、県内産業の発展に長く貢献された故・サムエル・C・オグレスビー氏の功績を讃えるため、オグレスビー氏産業開発基金を設立し、沖縄県内の工業関係の学校に在学する優秀な学生への奨学金支給を通して、次世代を担う工業人の育成・支援を行うことを目的に実施されているもので、本校においては2005年度から実施されています。
令和3年度は、校内での選考を経て情報通信システム工学科2学年(新3年生)の宮里彰吾さんが本校の奨学生候補者として選出されました。宮里さんは、学力が極めて優秀なだけではなく、ロボコン等の課外活動にも積極的に取組んでおり、本校入学以来、無遅刻無欠席を継続し学生生活の態度も他の学生の模範となる逸材です。
授与式には、沖縄工業高等専門学校産学連携協力会会長で、沖縄県工業連合会の古波津昇会長が出席され、本校からは、佐藤貴哉校長、受給者の宮里彰吾さん、谷藤正一情報通信システム工学科長が出席しました。
初めに、古波津会長から佐藤校長へ奨学金の委託が行われ、続いて谷藤情報通信システム工学科長から受給者の宮里さんのご紹介の後、佐藤校長から宮里さんへ奨学金の授与が行われました。
本校では2005年度からこれまで17名の学生へ同奨学金が授与されてきました。これまで継続してご支援をいただいている沖縄県工業連合会様へ改めて感謝申し上げます。
本校は、今後も次世代を担う工業人材の育成に尽力してまいります。
【授与式の様子】
佐藤校長(右)へ奨学金を委託する古波津会長(左) 宮里さん(右)へ授与する佐藤校長(左)
関係者による記念撮影
左から、古波津昇会長、佐藤貴哉校長、宮里彰吾さん、谷藤正一学科長