トップページ > 航空技術者プログラム > 将来の進路 > MROについて
MROとは Maintenance, Repair & Overhaul の略称で航空機に関連する整備を行なう事業です。
AirLine(ANA・LCC等の航空会社)が運航する機体に対し整備作業を行う航空機整備専門会社です。
私達はMRO事業を通して空の安全を支え航空産業と地域・社会の発展に貢献します
現在は大阪伊丹空港の格納庫で小型機(B737、A320)リージョナル機(DHC-8)の定期点検・整備・修理そして、中型機、大型機(B767、B777、B787)を含む機体塗装作業などを行っています。
飛行機各部位の分解/組立、洗浄、点検、修理、部品交換、給油、作動試験を行うとともに、各種の改修作業を行います。
飛行機の無線・航法、その他電子電気関連の整備や、新しく追加または改修するシステムの電気・電子配線などの作業を行っています。
飛行機の構造部材(胴体、主翼、尾翼、エンジンや脚の取付け部など)の点検・修理や、強化に関わる作業を行っています。
飛行機の全体または一部分の塗装の剥離・洗浄・下地処理・塗装作業や、大型のデカール貼り付け作業を行います。
ボーイング
B787
ボーイング
B777
ボーイング
B767
エアバス
A320/A321
ボーイング
B737
ボンバルディア
DHC-8-400
三菱航空機
※就航予定機種MRJ
MRJ整備拠点の構築
アジア唯一のMRJ重整備拠点として、C整備をはじめ、構造点検、塗装、改修作業を実施するとともに、MRJユーザーのAOG支援要請に対し、AOGチームを迅速に派遣する体制を構築します。
・ANAをはじめとするカスタマーからの重整備を受託
・カスタマーからの要求に対する修理、改修作業の実施
・大きな構造修理が発生した場合、AOGチームを派遣
入社動機&当時の思い
沖縄高専4年次で経験した航空機整備会社におけるインターンシップで飛行機を間近で見て整備作業の楽しさや喜びを感じる事ができました。
実際に作業を行う中で、一つのミスも許されず、常に人の命を託されているというプレッシャーと責任感を持ちながら作業をする中で作業を完璧に行い、機体を送り出した時の感動が忘れられず入社を志望しました。
入社から現在・・今感じている事と将来に向けて
将来は、一等航空整備士の資格を取得し、国内の航空機及び海外の航空機を整備する一人前の航空整備士になり、MRO Japanの一員として航空機整備に大きく貢献し、会社の発展及び地元沖縄が発展できるように一生懸命頑張っていきたいと思います。
また、自分自身の能力を生かし、同じ夢を持った後輩達の指導や育成を行い自分自身も常に新たなことに挑戦していきたいと思います。
入社動機&当時の思い
飛行機が好きで将来は航空関係の仕事に就きたいと考えており、これまでは乗るだけだった飛行機を実際に触って整備してみたいと考え入社しました。
入社から現在・・今感じている事と将来に向けて
航空機について分からないことが多いため勉強の毎日ですが自分が出来ないことや時間のかかることを先輩が簡単に終わらせてしまうことがとても悔しいです。
一等航空整備士の資格を取得することを目標に頑張っていきます。
先輩との差を少しでも縮められるように、そして、これから入社してくる後輩にしっかり教えられるように日々の仕事に取り組んでいきます。
今いる先輩方に負けない様にそして会社立ち上げ当初より先輩方が培ってきたものをしっかり受け継いで一期生としてMROJapanをもっと良い会社にしていきます。
入社動機&当時の思い
就職先としてIT関連の保守整備関係を希望していましたが、航空機の整備会社に、安全を最優先事項とすることをグループの経営理念として掲げるANAグループに心を動かされ、関連企業であるMRO Japanを選択しました。
入社から現在・・今感じている事と将来に向けて
同期には、高校卒から大学卒まで幅広い年齢層の仲間がいますが工業系出身者であっても、求められる航空機整備の知識・技能はハードルが高く、基礎教育の全てがゼロからのスタートでした。
個人の偏見と思いこみは良い結果に繋がらないことを訓練で思い知らされ、常に謙虚な気持ちで取り組んでいます。
航空機は様々な分野で進化を続けており仕事を通し毎日が驚きと発見の連続であり人生観も広がっています。
しかし、膨大な整備作業に関する知識と技術の習得が求められ諦めたくなる時もありましたが、同期や先輩、周囲の方々に励まされ現在では現状に満足せずに向上心を持ち、マルチスキルを目指し頑張っています。
東北FROWER JET PHOTO with 2016年度 新入社員
JA85AN(2016.5.9〜5.13)
新入社員教育 基礎訓練時の様子