2019年5月31日(金) に、東京ビッグサイトで開催された「平成30年度 高専ワイヤレスIoT技術実証コンテスト」の成果発表会において、本校のチーム “うちなーブレンド” [チーム代表者:金城悠斗(専攻科1年)、並里健汰(専攻科2年)、武田都子・渡慶次一樹・大城和輝・山城佑太(卒業生)] が『企業連携賞』を受賞しました。
コンテストにあたっては、日本トランスオーシャン航空株式会社(以下「JTA」)のご協力のもと、航空機に高速・大容量の通信を適用する回線設計手法を提案し、航空機内でのプロジェクションマッピングを実証しました。JTAの新型機材であるボーイング 737-800 型の実機を使った貴重な環境の中で、機外では電波伝搬状況を測定、機内ではキャビンの天井へマッピングをした動画像の投影を行いました。
このような高専と企業との綿密な連携が評価され、本受賞となりました。
今後も実用化に向けて検討して参ります。
[高専ワイヤレスIoT技術実証コンテストについて]
高専ワイヤレスIoT技術実証コンテストは、総務省の主催で、電波の有効利用を図りつつ、IoT分野における若手人材の育成及び利活用の推進のため、地域に密接しつつ高度な技術を育成している高等専門学校(高専)の学生の技術力や独創的なアイデアを活用したワイヤレスIoT及び第5世代移動通信システムを活用することにより、地域課題の解決や新たなサービス創出を図ることを目的としたコンテストです。
トーイングされ準備された B737-800型機 機外での実験の様子
機内でのプロジェクションマッピングの様子
成果発表の様子
賞状およびトロフィー