美ら海から学ぶ未来のリーダー養成塾
令和5年度受講生の決定について
令和5年度受講生に決定した方の受付番号を下記のとおり発表いたします。
(受付番号は本校から応募者に送信しました受付完了のメールでお知らせしております。)
001 003 004 007 010 012 014
015 016 018 024 026 028 031
034 035 036 039 040 042 043
044 047 048 049 050 051 052
053 054 056 057 059 060 061
062 063 065 066 067 068 070
071 072 073
※受講生:45名(内、離島の受講生:3名)。応募者:75名。
書類審査における個別の成績や順位については回答できませんので、
お問い合わせはご遠慮ください。
・受講生に決定した方で、受講を辞退する場合は、9月25日(月)までに
本校研究連携推進室(skrenkei@okinawa-ct.ac.jp)にメールでご連絡をお願いいたします。
・受講生に決定した方には、9月27日(水)までに開講式等の案内をメールでご連絡いたします。
【受講生に選ばれなかった皆様へ】
書類審査を担当した審査員のコメントを10月7日(土)までに個別にメールでご連絡いたします。
また、本校が実施する科学イベント(内容は検討中)へのご招待を予定しております。
なお、来年度も受講生の募集を実施しますので、皆様のご応募をお待ちしております。
美ら海から学ぶ未来のリーダー養成塾について
沖縄高専は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が公募する次世代科学技術チャレンジプログラムに沖縄県内で初めて採択され、「美ら海から学ぶ未来のリーダー養成塾」を開講します。養成塾では、沖縄の豊かな海を愛し、海洋生物、海洋環境、AI、水中ドローンなどに興味がある小中学生を募集して、科学に関する講座を行います。様々な事象を関連付けられる研究能力、自らの得意分野で解決策を提案できる高度専門的能力を養い、沖縄の将来を担い科学技術イノベーションをけん引する次世代の傑出した人材を育成します。
主催:独立行政法人国立高等専門学校機構 沖縄工業高等専門学校
連携機関:国立研究開発法人海洋研究開発機構 付加価値情報創生部門 国際海洋環境情報センター
※本事業は、令和5年度から5年間、毎年受講生を募集して実施します。
※JST「次世代科学技術チャレンジプログラム」ホームページ https://www.jst.go.jp/cpse/stella/
令和5年度 受講生募集について

●募集内容
●令和5年度スケジュール
日程 | 実施内容 |
令和5年10月7日(土) | 開講式・オリエンテーション |
〃 | 講義① 「漂着ごみ」は、どこから来るの? |
令和5年11月11日(土) | 講義② 沖縄本島北部海岸の生物調査~定性と定量~ |
令和5年11月25日(土) | 講義③ 空中ドローン~模擬海岸調査~ |
令和5年12月2日(土) | 講義④ 海洋調査にロボットを使ってみよう! |
令和5年12月23日(土) ※12月16日(土)から 変更となりました。 |
講義⑤ AIを用いた画像解析による自動生物分類 |
令和6年1月20日(土):予定 | 講義⑥ (内容未定) ※GODACで実施 |
令和6年2月17日(土) | 発表準備 |
令和6年3月23日(土)~24日(日) | 合宿(成果発表会、修了式) |
※上記の日程、実施内容は変更となる場合があります。
講義①
講義名 | 「漂着ごみ」は、どこから来るの? |
講 師 | 生物資源工学科 講師 萩野 航 |
概 要 | 多様な生物が暮らす沖縄の沿岸環境には、河川を通じて多くの有機物や栄養塩が流れ込み、 その生態系を支えています。しかし、そんな沖縄の沿岸域には栄養の他に様々な「ごみ」が流れ着きます。 沖縄に住む私たちが出した生活ごみや多種多様な工業製品のほか、はるばる海外から漂着している物も 見られます。近年マイクロプラスチックが大きな問題となっているほか、2021年には福徳岡ノ場から 漂着した大量の軽石が問題になりました。 この講義では、実際に海岸の漂着ごみを探して観察し、その出自と環境への影響を考えます。 |
講義②
講義名 | 沖縄本島北部海岸の生物調査~定性と定量~ |
講 師 | 生物資源工学科 教授 磯村 尚子 |
概 要 | 生き物の調査をするときは、「どんな生物がいるのか」(定性化)と「それぞれの生き物がどれくらい いるのか」(定量化)の2つを明らかにすることが大切です。 この講義では、北部海岸の生き物を対象とし、①採集、②ソーティング(生き物の拾い出し)、 ③生き物の同定、④生物量(数)の測定、⑤得られたデータの図表化および多様性を示すための 指数の算出、のプロセスを通して、生き物調査の基本を学びます。 |
講義③
講義名 | 空中ドローン~模擬海岸調査~ |
講 師 | メディア情報工学科 教授 タンスリヤボン スリヨン 生物資源工学科 教授 嶽本 あゆみ |
概 要 | 最先端技術のドローンがなぜ安定して飛べるのか。飛行原理から理解し、パソコンでドローンの 制御プログラムを理解します。また、ドローンのカメラ映像を通じて、室内遠方にセッティングされた 「海岸」にいる生き物等を「調査」する競技を行います。 |
講義④
講義名 | 海洋調査にロボットを使ってみよう! |
講 師 | 機械システム工学科 教授 武村 史朗 |
概 要 | 水中ロボットを作る際にどんなことを気にしないといけないのか? これまで製作した水中ロボットやサンゴ保全のために行った実証実験について学び、水中ロボットの 動く様子を見学します。WEB回路設計シミュレータを使って、水中ロボットを作る際の要素技術について 学びます。 |
講義⑤
講義名 | AIを用いた画像解析による自動生物分類 |
講 師 | 情報通信システム工学科 教授 中平 勝也 |
概 要 | 様々な場所でAIが使われるようになっています。AIの得意分野の1つに画像解析があります。 本講義ではAIによる画像解析の概要を学んだ後、実際の画像データセットを用いて 海洋生物の自動分類を行うAIを開発します。 |