お知らせ
アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2021全国大会で特別賞受賞!
11月28日(日)に両国国技館で開催された「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2021全国大会」に本校学生(プロジェクト名:昇琉(ショウリュウ))が出場し、特別賞(株式会社安川電機)を受賞しました。
製作したロボットは、自動で動くリフティングロボ(コンセプトは沖縄の守り神シーサー。背番号43番)とコントローラーで動くパスロボ(コンセプトは山原の森に住む妖精キジムナー。クロスの精度は抜群)、オーバーヘッドロボ(コンセプトは琉球獅子舞。背番号44番)の3体です。リフティングロボは、足元にあるカメラでボールを認識し、落下地点に入り込みます。また、鼻に埋め込まれた超音波センサでタイミングを図り、ボールを蹴り上げます。パスロボとオーバーヘッドロボはゴムを用いており、ゴムの本数でボールの飛び具合などを調節しています。ゴムを伸ばしてチャージし、カムを使ったロック機構でロックと開放をしています。
本校が全国大会に出場するのは7年ぶりで、学生にとってはノウハウが無い状況での出場となり、大会前日のテストランでは、ロボットを全く動かすことができない中で本番に挑むことになりました。
本番では、前日に動かなかった原因を修正し、オーバーヘッドロボは動作しなかったものの、リフティングロボは正常に動作し、会場も一体となって手拍子で応援してくれました。パフォーマンス後は、思うような動作ができずに、学生は落ち込んだ様子でしたが、表彰式では柔らかい風船のリフティング動作が評価され、特別賞(株式会社安川電機)を受賞することができました。
3年生主体のチームにも関わらず受賞できたことが自信になったようで、来年も全国大会出場を目指したいと意気込んでおり、全国大会に出場した他高専の学生と再会を誓い合いました。来年のロボコンも是非ご期待頂ければと思います。
最終更新日:2021.12.07