令和６年４月３日（水）、本校において、令和５年度オグレスビー氏産業開発基金奨学金授与式が執り行われました。

　同奨学金は、沖縄県工業連合会が、県内産業の発展に長く貢献された故・サムエル・C・オグレスビー氏の功績を讃えるため、オグレスビー氏産業開発基金を設立し、沖縄県内の工業関係の学校に在学する優秀な学生への奨学金支給を通して、次世代を担う工業人の育成・支援を行うことを目的に実施されているもので、本校においては２００５年度から実施されています。

　令和５年度は、校内での選考を経て生物資源工学科２学年（新３年生）の板倉睦朋さんが本校の奨学生候補者として選出されました。板倉さんは、学力が極めて優秀であり、文系理系を問わず、すべての科目において優れた成績を収めています。学生生活においても高専祭・体育祭で中心的な役割を担い、課外活動では男子バスケットボールでも活躍しています。

　授与式には、沖縄工業高等専門学校産学連携協力会会長である沖縄県工業連合会の古波津昇会長、我謝育則専務理事がご出席され、本校からは、佐藤貴哉校長、受給者の板倉睦朋さん、磯村尚子生物資源工学科長、濱田泰輔学科担任が出席しました。

　初めに、古波津会長から校長へ奨学金の委託が行われ、続いて学科長から板倉さんの紹介の後、校長から板倉さんへ奨学金の授与が行われました。

　本校では２００５年度からこれまで１９名の学生へ同奨学金が授与されてきました。継続してご支援をいただいている沖縄県工業連合会様へ改めて感謝申し上げます。

　本校は、今後も次世代を担う工業人材の育成に尽力してまいります。

【授与式の様子】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　佐藤校長（右）へ奨学金を委託する古波津会長（左）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　関係者による記念撮影

　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　左から、我謝育則専務理事、古波津昇会長、板倉睦朋さん、佐藤貴哉校長、

　　　　　　　　　　　磯村尚子学科長、濱田泰輔学科担任