本プログラムについて

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1.航空技術者プログラムとは

第4学年次より、専攻科2年生までの4年間において、航空整備士及びエンジニアとしての必要な基礎知識・技能を習得し、航空産業の技術者として中心的役割を担うことができる人材を育成するプログラムです。

2.プログラムの設置目的及び背景

今後世界の民間航空機市場は、年率約5%で増加する旅客需要を背景に、今後20年間の市場規模は、約3万機・約4兆円程度となる見通しです。そのなかでアジア市場は、最も旅客需要が伸びていく見込みとなっており、今後航空産業の需要もますます伸びていく可能性があります。
また、沖縄県が今後、那覇空港内に航空機整備事業を誘致する予定となっており、沖縄県においてもますます航空機の整備需要が高まっていきます。そのなかで、沖縄高専として地域振興に貢献していくことも含めて航空産業に人材を輩出していくことが高等教育機関としての役割の一つとして考え、本プログラムを設置することになりました。

ジェット機の運航機材構成予測

ジェット機の運航機材構成予測

世界の旅客需要見通し

世界の旅客需要見通し

3.プログラムの概要

プログラムの対象となる学科は、機械システム工学科、情報通信システム工学科、メディア情報工学科の3学科となります。概要は以下の通りです。

高度な製造技術者を育成するカリキュラム

新設カリキュラム内容

学年 科目名称 講義内容(前期) 講義内容(後期)
4年生 整備基礎I 整備概論 航空力学
5年生 整備基礎II 発動機学 航空計器学、航空法規
航空実習 実際に航空機整備工場で体験・実習を行う(集中講義)
航空機整備基礎実習 1等航空整備士の基礎知識について実習形式の講義を行う
専攻科1・2年生 航空工学I 制御工学 -
航空工学II 構造力学 -
航空工学III 推進工学 -
航空工学IV - 空気力学

科目関連図(本科~専攻科)H28.6.20現在

こちらをクリックしてください。(科目関連図)

4.インターンシップについて

インターンシップについて

4年生については、5日間のインターンシップ、5年生は航空実習として那覇空港及び羽田空港にて行います。
内容としては、航空会社整備部門においての実習及び講義形式を含めた形態となっています。
また、専攻科進学後は、長期のインターンシップを予定しており、より社会に精通したキャリア教育を目指していきます。