製造技術者(航空機エンジン開発等)を目指してみたい方へ

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IHIグループのあゆみ

当社は1853年、ペリー来航の年に「石川島造船所」として創業しました。船づくりからスタートした技術は、船に搭載する機械づくりから各種産業用の機械設備、プラントの製造・建設へと発展し、産業や社会の巨大なインフラストラクチャーにまで及んでいます。さらに、ジェットエンジンやロケットシステムのものづくりなど空や宇宙にも広がっています。

事業用大型ボイラ、ニャッタン橋、ターボ圧縮機、ロケットシステム

以下は当社の主力製品の一つである航空エンジンに焦点を絞って、紹介します。

航空エンジン

民間機用エンジン

民間機用エンジン

IHIは日本のジェットエンジン生産の60~70%を担うリーディングカンパニーで、防衛省(陸・海・空の各自衛隊)で使用する航空機の大半のエンジンはライセンス品を含めIHI製です。また、民間機用エンジンにおいても、国際共同により、エンジンモジュールや部品を数多く開発、供給しています。これらの経験を活かして、アジアにおける航空エンジンのメインテナンスセンターとしても高い評価を得ています。より経済的でより環境にやさしいエンジンが求められる中、最先端技術を活かした次世代エンジンの研究開発も進めています。

航空エンジン整備

エンジン整備事業

エンジン整備事業

IHIグループでは、ジェットエンジンについての豊かな経験や技術に加え、整備情報処理システムを導入したサービス体制をつくり、V2500、CF34などの民間機用エンジンや、その他部品の整備をしています。長年蓄積してきた検査のノウハウや研ぎ澄まされた技能が生かされています。


航空エンジン製造を支える技術

航空エンジンは、工学分野として流体工学、熱工学、燃焼工学、伝熱工学、構造・材料工学、制御工学、機械要素工学などに立脚した、高度な技術集約型の製品といえます。  近年は、軽量で低燃費の航空エンジンが求められています。例えば、IHIグループで開発した軽くて強い炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製のファンケースおよび構造案内翼がPW1100G-JMエンジンに採用されています。また、線形摩擦接合(LFW)技術をブリスク(翼とディスクが一体化した部品)製作に適用したり、耐熱性が高いセラミックス複合材料(CMC)をタービン翼に適用したりする研究開発を進めています。