本科5年生

航空技術者プログラムにおいて、学ぶ科目それぞれ特色を持っています。
既に開講している科目及びこれから開講する科目も併せて紹介しますので、ぜひご覧ください。

航空機整備基礎実習(5年生履修科目 新設科目)

どのようなことを学ぶのですか。
航空機の整備に必要な基本技術を座学及び実習で習得していきます。最初に講義形式で航空機に使用されているRivet、Bolt・Nut 、Hose・Tube、等の基本部品の規格、使用方法を学びます。機体関係では材料、表面処理、構造修理方法及び検査方法を学びます。
実習は計測機器、基本工具の取り扱いを学び、講義で得た知識を活用して構造修理の演習を行います。また航空機特有の締結・安全線(Safety Wire)かけの演習を行い航空整備士としての基本技能を習得します。
この科目の特徴を教えてください。
1等航空整備士を将来受験するための基礎知識を学びます。インターンシップや国家試験の受験に向けて大いに役立つ科目です。

授業風景

航空実習(5年生 履修科目)

前期で学ぶことを教えてください。
 JTA、ANAの協力により、学校での座学で聞いた事が、本物の飛行機で確認できるものがあります。
 飛行機のタイヤの大きさから実物を見ていきます。 ピトー管、静圧口、アウトフローバルブ、3色のナビゲーションライト、スタティックディス チャージャー、・・・いろいろなものが実機で確認できます。 航空整備の目的や機体の仕組みについて理解が深まります。
後期で学ぶことを教えてください。
 航空関連の仕事では、無線が大活躍します。本校は、後期より「航空無線通信士」の資格取得に向けて演習を実施していきます。こちらの資格は日本航空JAL、全日空ANAの飛行機等に搭載している無線機から送信するときに必要な資格です。航空会社に就職した場合、入社後に自分の時間で勉強することになりますので、在学中に勉強をしておくことができ、将来のキャリアパスに大いに役立ちます。

授業風景