本科4年生

航空技術者プログラムにおいて、学ぶ科目それぞれ特色を持っています。
既に開講している科目及びこれから開講する科目も併せて紹介しますので、ぜひご覧ください。

整備基礎I(4年生 履修科目)

田口 学

田口 学
機械システム工学科
教授

どのようなことを学ぶのですか。
ANA整備士が入社後に行う基礎訓練資料を使用します。将来航空関係の仕事についた時に、知っててよかったなということになるようにと思い、基本的な内容からイラストを参照しながら話をしていきます。乗り物の仲間の車や電車や船が飛ばない上空を安全に飛行する為にいろいろな仕掛けがついて います。富士山の頂上より空気が薄い上空を人間が飛行する為に・・・。多くの飛行機が空で衝突しない為に・・・。飛行中エンジンが止まった ら・・・。興味のある人は聞きに来てください。
これからプログラムに入りたい学生にメッセージをお願いします。
将来航空関係の職業に進む可能性のある人は、採用試験かどこかの場面で、『そんなことまでしっているんだ』と面接官に言われる人になるようにします。選択科目ですので、みなさんの気持ち次第です。

授業風景

インターンシップ(4年生履修科目)

篠原 誠宏

篠原 誠宏
ANA 整備センター
教育訓練部教育訓練企画チーム(2015年度担当)

実習内容について教えてください。
実習は、座学講義、シミュレータ実習、実機見学で構成されています。
座学では、航空力学、エンジンの原理、機体システム、通信システムなど、最新鋭の航空機を理解するために必要となる基礎的な講義を行います。シミュレータ実習では、パイロットや整備士が訓練で実際に使うシミュレータを用いて、コックピット操作の難しさや、航空機を操作する魅力を実感してもらいます。
さらに、格納庫で最新鋭のB787の実機見学を行い、講義で学んだ内容が実際の機体でどのように応用されているのかを学びます。最新鋭の機体やシミュレータに触れ、航空機や航空機整備の魅力を充分に感じることができる内容です。
インターンシップで心掛けておくことを教えてください。
航空機や、航空機整備に関心を持ってインターンシップに来て下さい!非常に大きなものが得られます。皆さんのやる気をバックアップします!

授業風景